湯本&強羅
「箱根湯本」は、箱根の玄関口と言われ、新宿からも小田急線の特急ロマンスカーで乗り換えなしの直通で85分と都心からも近く、人気の温泉郷です。
その歴史は古く、1200年もの歴史をもち、江戸時代に庶民が温泉を観光として発展させました。
箱根の温泉場は20もあり、泉質や効能も様々です。
また、奈良時代に開湯とされる箱根温泉郷で一番古い温泉地でもあります。
「強羅」は、明治27年早雲地獄からの引き湯で開発が始まり、明治45年以降温泉付別荘分譲が始まり大正8年箱根湯本~強羅間の登山鉄道開通から本格的に始まりました。
一方、強羅における温泉掘削は昭和24年に始めて温泉採取に成功し現在の原泉数は46箇所、泉質は3種類の泉質に分類され、最高温度は95℃をもち高い温泉ほど食塩成分を含んでいます。
強羅温泉は大涌谷からの引き湯した乳白色の温泉(酸性-硫酸塩泉)早雲山から引き湯した温泉(単純硫黄泉)を中心に、単純温泉、塩化物泉、炭酸水素塩泉など多種多様の温泉を同一地域内で堪能することの出来る箱根でも有数の温泉場です。