湯布院
湯布院の提灯です。
さて、提灯のタイトルは「湯布院」で”湯”の字ですが、
イラストに描かれている由布岳や由布院駅は”由”の字です。
この違いが昔から気になっていたのですが、
湯布院は昭和30年に
由布院町と湯平町が合併して誕生した地名だそうです。
厳密にいえば湯平町を含む場合は湯布院、
含まない場合は由布院となるそうです。
高速道路のICは「湯布院」、
JRの駅は「由布院」。
ですが、最近では地元でも湯布院と由布院の違いを
きっちりわける人も減っているようです。
ざっくり「駅は由布院、観光地は湯布院」
位の感じで捉えているそうです。
そんな湯布院ですが、
提灯の右側に描かれている由布院駅は、
さすがは温泉地なだけあって、足湯が駅構内にあります。
また、辻馬車が描かれていますが、
湯布院の街を馬車で巡る事もできるのです。
一方左側には“豊後富士”と呼ばれる由布岳と
木のぬくもりあふれるモダンなインテリアで
リゾート気分を味わえる事がウリの
特急「ゆふいんの森」が描かれています。
提灯そのものは、
小さな穴と小さな破れが見受けられます。
元箱はありません。