善峯寺
山城国西山「西国第二十番札所」の「善峯寺」は平安中期の長元2年(1029)源算上人により開かれました。
ご本尊の千手観世音菩薩は、西国三十三所観音霊場20番札所のご本尊として拝され、京都洛西観音霊場1番、神仏霊場の一つとして巡礼信仰されています。
薬師如来は、徳川五代将軍の生母桂昌院を玉の輿へと導いた開運出世のお薬師さまとして、釈迦如来は、腰痛神経痛、当病悉除、息災安穏の「おちないお守り」として親しまれて信仰されています。
「おちないお守り」というのは、平成7年1月、阪神淡路大震災で1台のバスが被災し、阪神高速高架で車両の前輪が落ちながらも、バスは宙吊りの状態で止まり奇跡的に乗客の方は助かりました。
その運転手さんが当山釈迦如来のお守りを奉持していたことから、入試合格や交通安全など「おちないお守り」として評判になったのです。
また所有地36万坪、境内地3万坪には多くの堂塔伽藍ならびに数百点にのぼる貴重な什物を受継いでいます。
善峯寺へのアクセスは、
JR「向日町駅」から「阪急バス」(善峯寺行)で約30分、終点「善峯寺」下車、徒歩8分。
JR「向日町駅」から「阪急バス」(善峯寺行)で約30分、終点「善峯寺」下車、徒歩8分。