山代温泉
江戸時代の温泉場は、共同浴場を中心として、まちがつくられていました。
共同浴場の周りに温泉宿が立ち並び、湯治客は共同浴場に通ったり、ときには自然の中を散策しながら長逗留していました。
この共同浴場が「総湯」です。
そして、総湯を中心とした周囲の街並みを「湯の曲輪(ゆのがわ)」といい、北陸特有の呼び方となっています。
現在、山代温泉には2つの公衆浴場、「総湯」と「古総湯」があります。
「総湯」は、広く新しい、熱交換システムを導入した、加水なしの100%源泉の共同浴場。
もうひとつの「古総湯」は、明治時代の総湯を復元し、外観や内装だけでなく「湯あみ」という温泉に浸かって楽しむだけの当時の入浴方法も再現した共同浴場です。
山代温泉の総湯・古総湯へのアクセスは、
JR「加賀温泉」駅から「加賀周遊バス」(キャン・バス)で約45分、「山代温泉 総湯・古総湯」で下車。
JR「加賀温泉」駅から「加賀周遊バス」(キャン・バス)で約45分、「山代温泉 総湯・古総湯」で下車。