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山形路&花笠おどり

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    紅花の
    山形路

「花の山形 紅葉の天童 雪を眺むる尾花沢」と提灯に記されているのは「花笠まつり」で歌われている「花笠音頭」です。
この「花笠音頭」の起源は、歌詞にも出てくる尾花沢にある徳良湖の築堤工事の土搗き唄だと伝えられています。

現在では東北四大まつりの一つとして全国に知られるようになった「花笠まつり」は、威勢のいい掛け声と花笠太鼓の勇壮な音色と共に、華やかに彩られた山車を先頭に、艶やかな衣装と紅花をあしらった笠を手にした踊り手が、 山形市のメインストリートを舞台に繰り広げれ、山形の真夏の夜を彩る、華麗なお祭りです。

提灯には、「花笠おどり」と共に、山形の物産品として、「こけし」、「将棋の駒」そして「紅花」が描かれています。

山形の「こけし」は、伝統こけし11系統のうち、「蔵王高湯系」と言われるものが代表的です。
その特徴は、太めの胴体に、赤い放射状の飾りやおかっぱ頭、三日月の目、桜くずし模様や重ね菊模様などが特徴です。

「将棋の駒」は、日本一の将棋の町としても有名な天童市をイメージしたもので、将棋駒の産地としてその生産量は、なんと全国の約9割のシェアを誇っています。

「紅花」については、江戸時代より、山形県では「紅花」の一大産地として生産が盛んに行われてきました。
中でも高瀬というところは、アニメ映画「おもひでぽろぽろ」の舞台にもなった場所として知られ、高瀬地区にある30アールの広大な土地に約24,000本のベニバナが咲き誇ります。