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薬王寺&日和佐

  • 薬王寺
    厄除 薬王寺

「薬王寺(やくおうじ」は「発心の道場」といわれる阿波最後の霊場です。
高野山真言宗の別格本山で、厄除けの寺院としては全国的に有名です。
「やくよけばし」を渡って本堂に向かう最初の石段は、「女厄坂」といわれる33段、続く急勾配の石段「男厄坂」が42段で、さらに本堂から「瑜祇塔」までは男女の「還暦厄坂」と呼ばれる61段からなっています。
各石段の下には『薬師本願経』の経文が書かれた小石が埋め込まれており、参拝者は1段ごとにお賽銭をあげながら登る光景が見られます。

文治四年(1188)には、火災で諸堂を焼失していますが、このとき厄除け本尊は、光を放ちながら飛び去り、奥の院・玉厨子山に自ら避難したと言われており、その後、後嵯峨天皇が伽藍を再建して新しい薬師如来像を開眼供養すると、避難していた本尊が再び光を放って戻り、後ろ向きに厨子に入られたと伝えられています。
以来、「後ろ向き薬師」として秘仏にされているのです。

薬王寺へのアクセスは、
JR日和佐駅から徒歩すぐです。

提灯にもうひとつ描かれているのがアカウミガメの産卵地としても有名な「大浜海岸」です。
大浜海岸では例年、5月下旬~6月上旬にアカウミガメの初産卵があり、その後ピークを迎えます。
しかし産卵回数は1990年の161回をピークに徐々に減少しています。
また、大浜海岸の近くには、「日和佐うみがめ博物館カレッタ」があり、「大ガメプール」では、沢山のウミガメが元気よく泳ぐ姿を見る事ができます。
中でも世界最高齢のアカウミガメ「浜太郎」は、是非見ておきたいですね。

大浜海岸へのアクセスは、
JR「日和佐駅」から徒歩20分。