四国霊場「雲辺寺」
四国霊場「雲辺寺」の提灯です。
向かって右側には、お遍路さんの格好をしたキャラクターと
雲辺寺の本堂、大師堂が描かれています。
一方の左側には雲辺寺ロープウェイが描かれています。
雲辺寺は、住所は徳島県ですが、
讃岐(香川県)と阿波(徳島県)の県境にあり、
「四国高野」と称されています。
四国霊場の中では第66番札所であり、
四国霊場の中でも最標高で、高さは911mのところにあります。
その標高差からかつては「遍路ころがし」と呼ばれる難所でした。
しかし現在は、麓からロープウエーで山頂まで約7分で登ることができ、
ロープウェイの窓からは、三豊平野、瀬戸内海をはじめ
瀬戸大橋も望むこともできます。
ちなみに、雲辺寺のロープウェイは、
四国霊場第21番札所「太龍寺」の太龍寺ロープウェイや
四国霊場第85番札所「八栗寺」の八栗ケーブルと共に、
四国ケーブル(株)が運営しております。
雲辺寺は1200年の歴史があり、
弘法大師が刻んだといわれる秘仏「千手観音菩薩像」が
本尊としてまつられています。
提灯は少し痛みがあり、
糊で補修している箇所があります。
元箱はありません。