宇奈月温泉
宇奈月温泉は、富山県黒部市に位置する温泉街で、
その源泉は、黒部川上流にある黒薙温泉で、
そこから7kmの引湯管を使って引湯した温泉です。
温泉の泉質は、弱アルカリ性の単純泉で、
効能はリウマチや運動器障害、神経症などと言われています。
源泉は、湯量が豊富で、泉温は90℃近くあり、
透明な温泉としとも有名で、
日本でも随一の透明度を誇っています。
元々は、黒部川の電源開発を背景に1923(大正12)年に
開湯された温泉地で、黒部川の渓谷沿いに
旅館が立ち並んでいます。
また、黒部峡谷鉄道のトロッコ列車が有名な観光地でもあり、
提灯にも黒部峡谷鉄道の新山彦橋が描かれています。
また、温泉街からは少し離れていますが、
提灯に描かれている平和の像は
人々の幸せを願う平和の象徴として造られたもので、
日本一標高の高い場所に立つブロンズ観音像と言われ、
宇奈月温泉街を見下ろす大原台自然公園にあります。
高さは12.7mで、
作者は宇奈月町出身の彫刻家、故佐々木大樹氏です。
提灯ランク:C’