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燕・三条

  • 燕・三条(前)
    燕・三条

燕三条と言えば、上越新幹線の駅ですね。
新幹線誘致の際に、設置場所や駅名で大揉めに揉めた結果、
駅の場所は、燕市と三条市の市境となり、
駅の名前は前側に燕、駅長室は三条市という
手打ちで駅名が決まったという歴史のある駅です。
なので、駅長室のある三条市が駅の住所になっています。

そんな燕三条ですが、提灯には、三条の大凧と
弥彦山の大鳥居が描かれています。

提灯の裏面は何も描かれていないのですから、
燕市の名産品でもある金属加工品とか、
分水おいらん道中などを描いても良かったのではないかと思うのですが、
燕市に関連するものは何も描かれていません。
きっとこの提灯は、三条市側で作れらたのかもしれませんね。

三条の大凧は、三条凧合戦(さんじょういかがっせん)での大凧の様子を描いたもので、
江戸時代から続く歴史のある行事です。
ちなみに、三条市では「凧」を「イカ」と呼び、「凧合戦」は「イカ合戦」と言います。
その歴史は、江戸時代、武家と鍛冶屋の子どもたちのけんかが始まりとされ、
大人同士の凧合戦に発展したもので、武者絵巻の六角凧を大空に乱舞させ、
相手の凧糸を切り合う空中戦は迫力満点です。
現在は、毎年6月の第1土曜日とそれに続く日曜日に
新潟県三条市で開催されています。

高さ30mの弥彦山の大鳥居は、建立当時は日本一と言われていました。
しかし現在は、1位は和歌山の熊野本宮大社、2位は奈良の大神神社で
弥彦山の大鳥居は3位になってしまいました。

参考:wikipedia・三条市・燕三条青年会議所・神社と古事記