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十和田湖&八甲田山-1

  • 十和田湖&八甲田山(正面)
    十和田湖&八甲田山(正面)

国立公園「十和田湖」と十和田八幡平国立公園「八甲田山」の提灯です。
以前、八甲田山については
「八甲田山&酸ヶ湯温泉」の提灯でもご案内させて頂いているので、
多少、重複する内容もあります。

まず提灯の向かって右側には「乙女の像」が描かれ、
左側には八甲田山と睡蓮沼の水芭蕉が描かれています。

「乙女の像」は十和田湖国立公園指定15周年を記念して、
昭和28年に建てられたもので、
彫刻家であり詩人でもある高村光太郎の
最後の作品として知られています。
高さは2.1mあり、2人の裸婦の像が
左手を会わせて向かい合っています。
このモデルは光太郎の妻で
詩集「智恵子抄」で知られる智恵子夫人だそうです。
台座には婦人の故郷、福島産の黒御影石を利用しています。

八甲田山は、正式に存在するものではなく、
大小の山々からならものを総称して八甲田山と呼んでいます。
その山々は、大岳(標高1,584.4m)を主峰として高田大岳、
井戸岳、赤倉岳、前嶽、田茂萢岳、小岳、硫黄岳、石倉岳、雛岳の10の山々を北八甲田、
櫛ケ峰をはじめ6峰の山々を南八甲田と言います。

睡蓮沼は八甲田を通る道路で最も標高が高い地点である「笠松峠」付近、
谷地温泉と酸ヶ湯温泉のちょうど中間地点にある景勝地です。
水辺には名前の由来となったスイレン科のエゾヒツジグサが自生しており
夏場には白く綺麗な花を湖面に咲かせます。
また睡蓮沼からは八甲田連峰の山々が眺望でき、
秋には紅葉で彩られます。

提灯ランク:C’