十和田湖
十和田湖のシンボルである乙女の像は、
「智恵子抄」で知られる高村光太郎の作品で、
御前ケ浜という湖畔にあります。
その像に寄せて佐藤春夫が作った詩が、
天降りしか 水沫凝りしか あはれ いみじき
湖畔の乙女 ふたりむかひて 何をか語る。
です。これを分かりやすく言い換えれば、
舞い降りた天女であろうか、
湖水が化身した湖の女神であろうか、
ああ、なんとすばらしい湖畔の乙女よ、
二人は向かい合って何を語るのか。
といった内容なわけです。
この詩は長谷川芳美さんの作曲で、
本間千代子さん歌う「湖畔の乙女」として
1964年にレコードとして発売されました。
十和田湖の乙女の像へは
JR青森駅・新青森駅または八戸駅から
JRバスで十和田湖(休屋)下車。徒歩9分。
JR青森駅・新青森駅または八戸駅から
JRバスで十和田湖(休屋)下車。徒歩9分。
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