鳥取砂丘
「鳥取砂丘」は、長い年月をかけて作り上げられた砂と風による奇跡の造形美で、鳥取の観光地の定番中の定番と言って過言はないでしょう。
この砂丘は、東西16km、南北2.4kmに広がり、最大高低差は約90mという日本最大級の砂丘です。
中国山地から流れ出た「千代川」と風が運ぶ砂を10万年の歳月の中で積み上げた「砂の丘」は、言葉を失うほどの雄大さで、自然の創り出す「風紋」・「砂簾」・「砂柱」も見どころのひとつです。
また、提灯に描かれている与謝野晶子の歌は歌碑として「鳥取砂丘」で見る事ができます。このほか、「鳥取砂丘」をテーマにした歌を詠んだ文人は数多く、有島武郎や高浜虚子などの歌碑や句碑も見る事ができます。歌碑や句碑は「鳥取砂丘」の西側にあります。
「鳥取砂丘」では、パラグライダーやサンドボードなどのアクティビティも豊富にあります。加えて「鳥取砂丘」の周辺には、砂の彫刻を展示した「鳥取砂丘 砂の美術館」もあり、人気の観光スポットになっています。
「鳥取砂丘 砂の美術館」は、世界初の「砂」を素材にした彫刻作品を展示する屋内美術館です。「砂で世界旅行」を基本コンセプトとし、毎年テーマを変えて世界最高レベルの砂像を展示しています。砂と水だけで作られており、儚くも美しい砂の芸術は一見の価値ありです。