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東郷温泉

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    東郷温泉
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 鳥取県で一番の広さを誇る「東郷湖」の東南岸にあって、JR山陰本線「松崎駅」周辺に宿が点在する温泉地が「東郷温泉」です。
 駅前には「湯の華慈母観音像」が建ち、家門繁昌、夫婦円満、子宝、安産などのご利益があると伝えられ、夫婦や家族連れの人たちが訪れては願いをかけています。
 また、温泉街の近くには、鳥取県と中国河北省との友好の象徴として建設された中国庭園 「燕趙園(えんちょうえん)」があり、観光スポットとして人気があります。
 この「燕趙園」は、設計から施工まで、全て中国人の手によるもので、中国の歴代皇帝が夢見た「理想郷」を再現したものだそうです。
 他にも、恋の願いを叶えるといわれるコイの像が建ち、足湯も楽しめる東郷湖畔公園など、観光名所が充実しています。
そして、なんといっても一番の見どころは、美しく情感溢れる夕景の東郷湖です。

 温泉の発見は明治5年(1872年)頃、東郷湖の湖底から自然湧出している湯を、湖底に住むコイが教えたという伝説が残る温泉です。
 湯温80℃以上と高温の源泉が湖底から湧き出し、霧となって湖面を覆う景色は幻想的な美しさを魅せ、旅情をかきたてます。
 発見当初は、その湯を湖畔の掘削工事に利用。後に温浴用の湯として引湯され、南東岸の湖畔を中心に温泉街が造られました。
 お湯は無色透明で無臭、肌触りがやわらかく美人の湯としても評判で、ウマチや神経痛の諸症状を緩和する効能にも優れています。湯上がり後も全身を包み込むような温かさが続きます。

「東郷温泉」へのアクセスは、
JR「松崎駅」から徒歩すぐ。