諏訪湖2
「諏訪湖」の提灯です。提灯には諏訪湖周辺の観光スポットとして、諏訪大社・万治の石仏・高島城が描かれています。
「諏訪大社」は、日本最古の神社の1つと言われています。下社秋宮(あきみや)・春宮(はるみや)・上社本宮(ほんみや)・前宮(まえみや)と、それぞれ個性のある4つの社を巡る「四社まいり」や、日本の古い町並みが残る散歩道を楽しむことができます。そして、春宮の横の砥川沿いの田んぼの中にど~んと鎮座しているのが「万治の石仏」です。
JR「茅野駅」から徒歩約30分、前宮から本宮へは徒歩約20分、本宮から「茅野駅」へは徒歩約1時間。
「諏訪大社」の下社(秋宮)へのアクセスは、
JR「下諏訪駅」から徒歩約15分、秋宮から春宮へは徒歩約20分、秋宮から「下諏訪駅」へは徒歩約20分。
「万治の石仏」は、もともとは春宮に遺石の大鳥居を奉納するよう命を受けた石工が石材にノミを打ち入れた際にその石から血が流れ出て、驚き恐れた石工は大鳥居の造作を止め、あらためてこの不思議な石に阿弥陀様を刻み、霊を納めながら建立したそうなのです。それがこの石仏だそうです。そしてこの石仏を建立した願主が、万治3年(西暦1660年)と刻まれていることから、「万治の石仏」と呼ばれるようになったそうです。
石仏の高さは約2mで、半球状の自然石に頭が乗っかています。そのユニークな石仏を見て岡本太郎や新田次郎も感激したそうです。下諏訪町内では色々な万治の石仏グッズをも販売しているそうです。
「諏訪大社」の「春宮」から「浮島社」を経て「砥川」を渡り徒歩約5分。
「高島城」は、約400年前に築城されたお城で、諏訪氏の居城として知られています。諏訪湖に突き出した水城であったため、築城当時は諏訪湖の水が城際まで迫りお壕の役割を果たし、難攻不落と言われ、別名「諏訪の浮城」とも呼ばれていました。現在の天守閣は昭和45年に復興されたものです。
地盤が悪かったためでしょうか?天守をはじめ主要な建物の屋根が瓦葺きではなく柿葺きだったそうです。また、城内に温泉が引かれていた珍しいお城で、導水管やそれを支える石枡が残っています。現在は高島公園として整備されており、復興天守が建てられており、最上階からの眺望は素晴らしく、眼下に諏訪湖が広がり、天候がよければ富士山を見ることができます。
JR「上諏訪駅」から徒歩15分。