砂博物館
「砂博物館」の提灯です。「砂博物館」は、島根県大田市仁摩町にある世界一大きな砂時計のある砂の博物館で、正式名称は「砂博物館仁摩サンドミュージアム」です。鳥取県の「砂の美術館」とは違います。
「仁摩サンドミュージアム」は、1991年にオープンし「砂」「時」「環境」をテーマにした砂博物館です。砂のオブジェや世界の砂が常設展示されており、砂絵づくりも体験できます。建物は、エジプトのクフ王のピラミッドの墓室から採取された砂と、仁摩町馬路の「琴ヶ浜」の砂が、同じ鳴き砂であることからヒントを得て、当地出身の世界的な建築家、高松伸氏が設計した総ガラス張り大小6基のピラミッドで構成されています。
最も大きなピラミッド中央に設置された世界最大の一年計砂時計「砂暦(すなごよみ)」は、ギネスブックにも認定されており、高さ5.2m、直径1mのガラス容器に入った1tの砂、推定6,400億粒の砂が365日の時を刻んでいます。コミック『砂時計』(作者:芦原妃名子)の映画・TBS愛の劇場の舞台にもなり、特設コーナーには脚本や出演者のメッセージ・サインなどが展示されています。隣接の「ふれあい交流館」1階では、サンドブラスト(4色のグラスに模様や文字を刻む)や、バーナーワーク(ガラス棒をバーナーで溶かしてキーホルダーやストラップを作製)、クリアーキャンドル(3種類の器にロウを流してつくるキャンドル)などのガラス工芸体験ができます。2階では、砂時計やガラス細工製品やアクセサリーなどのお土産販売を行っています。
「仁摩サンドミュージアム」へのアクセスは、
JR「仁万駅」から徒歩10分
JR「仁万駅」から徒歩10分