層雲峡&北海道
|
「層雲峡」と「北海道」の両面提灯です。「層雲峡」が正面で、「北海道」が裏面でしょう。
向かって右側には銀河の滝から石狩川が描かれ、左側には石狩川と旭橋、その背後には大雪山連峰と旭岳が描かれています。
ここで、向かって右側のイラストについて少しだけ付け足すと、イラスト中央部で2又に分かれています。
もしかしたら、この2又で別れた絵を描くことで、銀河の滝と流星の滝の2つを描いているという風に考える事もできるかもしれません。ちなみに、実際は双瀑台という展望台から両方の滝を同時に見ることもできます。
「層雲峡」は、北海道上川町にある峡谷で、大雪山国立公園に位置し、石狩川を挟み約24kmの断崖絶壁が続きます。大雪山黒岳山麓にある層雲峡温泉には大型ホテルなどが立ち並ぶ温泉街があります。
向かって左側に描かれている旭橋は石狩川に架かる橋で、昭和7年に当時の最新技術で作られた鋼鉄製の橋です。優雅なアーチを描くその姿は、旭川のシンボルとして市民に親しまれています。大雪山連峰を背景に、石狩川に掛かる旭橋の姿は最も旭川らしい風景として観光資源にもなっています。