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下北半島&まさかり半島

  • 国定公園「下北半島」&「まさかり半島」(正面)
    国定公園 下北半島

国定公園「下北半島」と「まさかり半島」の両面提灯です。どちらが表で裏かと言えば、恐らく「国定公園」を冠する
下北半島が表面である事は疑いようがないのですが、個人的には「まさかり半島」が表面でも良いような気がします。

というのも、下北半島を表にした提灯は色々とあるのですが、まさかり半島と記された提灯は少ないと思います。
なのでこの提灯を飾るなら「まさかり半島」を表にして飾る方も多いような気がします。

とりあえず、ここでは下北半島を表として考えるとして、向かって右側にはマグロの一本釣りで有名な大間漁港のある「大間崎」、井上靖の小説『海峡』終局を執筆した「下風呂温泉」、水上勉の飢餓海峡が撮影された「湯ノ川温泉」、ニホンザルの野猿公苑のある「脇野沢」、極楽浄土を思わせる神秘の秘境「仏ヶ浦」がそれぞれ描かれています。

向かって左側には、国内最大級のレンズを使う灯台のある「尻屋崎」、かっぱの湯と呼ばれ、紅葉の綺麗な「薬研温泉」、死者の御霊を呼び口寄せを行なうイタコがいる霊場「恐山」がそれぞれ描かれています。

裏面に記るされている「まさかり半島」とは、半島が「鉞(まさかり)」の形に似ているからだそうです。
そんなまさかり半島は、観光名所が多く、この提灯にも沢山描かれていて、見ているだけで楽しくなる提灯です。