下田港&唐人お吉1
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下田と言えば、「黒船来航」ということで、黒船と、その黒船で密航しようとした、吉田松陰が舟を出した柿崎の弁天島も描かれています。
そんな黒船は、今では下田の観光シンボルで、黒船を模したクルーズ船「サスケハナ」が就航しており、柿島の弁天島も
海上から眺めることができます。
一方、下田には悲しい話もあります。それが「唐人お吉」です。映画にもなりました。
お吉は、下田で人気の芸者でしたが、ハリスの世話役に任命されると羽振りが良くなり、そのことで周囲に嫉妬されるようになりました。そのうち、「異国人に体を売った女」という意味で「唐人お吉」と罵られ、世間から疎外されるようになります。その後は何をやっても上手くいかず、酒に溺れ、最後は自殺をしたのですが、その遺体すらも放置され、最後には「宝福寺」の住職が引き取ったのですが、その宝福寺の住職すらも疎外され下田を去ったとのことです。
その宝福寺には、お吉の墓とお吉に纏わる「唐人お吉記念館」があります。
「宝福寺」及び唐人お吉記念館」へのアクセスは、
伊豆急行電鉄「伊豆急下田駅」から徒歩5分。
伊豆急行電鉄「伊豆急下田駅」から徒歩5分。