志戸平温泉
「志戸平温泉(しどだいらおんせん)」は、岩手県花巻市の花巻温泉郷にある温泉です。
花巻南温泉郷の入口から2番目に位置する温泉で、豊沢川に沿ってホテルや旅館が立ち並びます。
開湯伝説によれば、今からさかのぼること1200年ほど前、平安時代初期に坂上田村麻呂の一行が、京都の清水寺から授かった観音像を甲に忍ばせて蝦夷地に向かう途中、疲れ切ったところで、観音像のお告げで「志戸平温泉」を発見したと伝えられています。
実際に、湯治場として利用されはじめたのは元禄2年からで、かつては志戸平遊楽園という小さな遊園地もありました。
提灯に描かれている「ホテル志戸平」には、2つの源泉があり、泉質は、ナトリウム-硫酸塩、塩化物泉(弱アルカリ性低張性高温泉)で、効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え症、病後回復期、疲労回復、健康増進、きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、動脈硬化症などです。
「志戸平温泉」へのアクセスは、
JR「花巻駅」から「ホテル志戸平シャトルバス」で22分です。
JR「花巻駅」から「ホテル志戸平シャトルバス」で22分です。