七面山 | 身延山
「七面山」と「身延山」の両面提灯です。「七面山」も「身延山」も、どちらも山梨県南巨摩郡にある山です。
南巨摩郡と聞いても聞きなれない方もいると思いますが、ざっくり言えば、富士山の西側、南アルプスの南東にある山で、この2つの山の位置関係は「七面山」の東側に「身延山」がある格好になります。
「七面山」は「しちめんさん」と読みます。法華経の聖地で、現在も山頂の東北部は久遠寺の寺領となっています。
そのため登詣する人が多くいます。登山者にとっては、日本二百名山のひとつに数えられていることや富士山の眺めが素晴らしいことで有名な山です。
JR「身延駅」から「はやかわ乗合バス乗換」で約50分、「七面山登山口」バス停下車
運行本数が少ないので、事前に要確認
運行本数が少ないので、事前に要確認
「身延山」は、鎌倉時代に日蓮聖人によって開かれたお寺で日蓮宗の総本山です。
日蓮聖人を仰ぐ人々の心の聖地として、日々参詣者の絶えることがありません。
境内のシダレザクラは樹齢400年と言われ、参拝者の目を楽しませてくれます。
また740年前に日蓮聖人が9年間生活された「御草庵跡」や、日蓮聖人の御廟所の色鮮やかなカエデの紅葉も有名です。
国宝「絹本著色夏景山水図」はじめ県指定文化財も数多く収蔵されています。
JR「身延駅」から「山梨交通」(身延山行)バスで15分、「身延山」下車。