瀬波
「瀬波」の提灯です。「瀬波」は、新潟県村上市にある温泉地です。「瀬波温泉」は、明治37年に石油掘削中に熱湯が噴出したのが始まりです。別名「熱の湯」と言われ、95℃の熱量を誇ります。その昔、温泉噴出の前夜にお狐様がコンコンと鳴き温泉の噴出を予見したといわれています。また、日本海の目の前という全国屈指のロケーションを誇り、その風光明媚さから、歌人の与謝野晶子は「温泉は いみじき瀧のいきほいを 天に示して 逆しまに飛ぶ」など実に45首の歌を詠み上げました。現在も、元湯のある南側山麓の高台では、摂氏90度以上の熱の湯が噴出しており、源泉の湯で温泉たまごが作られ、人気を博しています。
「瀬波温泉」の泉質は「ナトリウム塩化物泉」で、その効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、肩こり、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮膚病、痔疾、慢性婦人病などです。
「瀬波温泉」へのアクセスは、
JR「村上駅」から「せなみ巡回バス」で約10分、「瀬波温泉前」下車。
JR「村上駅」から「せなみ巡回バス」で約10分、「瀬波温泉前」下車。