石北峠&温根湯
「石北峠」(せきほくとうげ)は、北海道の上川郡上川町と北見市(旧留辺蘂町)の境にある国道39号の峠で、旭川市と北見市を結ぶ最短ルートとなっています。
標高は提灯にもあるように1,050mですが、植生環境から見れば3,000m級の環境で走行条件が厳しく、6月中旬でも雪が降ることがあります。
峠には国道から階段を上がり、少し上ったところに展望台があり、大雪山の山々や阿寒の山並みまで眺めることもできます。またかつては「峠の茶屋」がありましたが、2007に火事で全焼、その後は営業を再開するも「旭川紋別自動車道」の延伸に伴い交通量が減少したことから売上が激減し閉店してしまい、今はパーキングのみとなりました。
「温根湯」は国道39号の「石北峠」を下り、北見市側の留辺蘂町にある温泉街です。無加川の清流を挟んで旅館やホテルが立ち並んでいて、近くには「おんねゆ温泉」道の駅もあります。
道の駅「おんねゆ温泉」には、平成24年に「北の大地の水族館(山の水族館)」がオープンし、滝つぼを下から見上げる日本初の「滝つぼの水槽」や、冬になると寒さで河川が凍りつくさまを再現する世界初の「四季の水槽」、日本最大の淡水魚「イトウ」が40匹が回遊する「イトウの大水槽」など魅力がいっぱいです。