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猿橋

  • 猿橋(正面)
    猿橋

猿橋は、岩国の錦帯橋、木曽の棧と並ぶ日本三奇橋のひとつで、
広重の「甲陽猿橋之図」や十返舎一九の「諸国道中金之草鞋」などに
その珍しい構造が描かれています。

長さ30.9m、幅3.3m、高さ31mのその姿は、橋脚を全く使わない特殊なもので、
鋭くそびえたつ両岸から張り出した四層のはねぎによって支えられています。

猿橋の珍しい構造の起源は定かではないのですが、
西暦600年ごろ、百済からやって来た造園博士の志羅呼(シラコ)が
なかなかうまくいかず難航していた橋の建設の最中に、
沢山の猿がつながりあって対岸へと渡っていく姿からヒントを得て、
ついに橋を架けるのに成功したと言われています。

猿橋の名前の由来もそんなところからつけられたそうです。

猿橋へのアクセスは、
JR中央本線「猿橋」駅から徒歩15分。
または富士急バスで約5分。「猿橋」下車。

参考:大月市観光協会