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最上稲荷

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    最上稲荷

「最上稲荷」の提灯です。「最上稲荷」は岡山県岡山市にある日蓮宗のお寺で、正式名称は「最上稲荷山妙教寺」です。
岡山県周辺域においては「伏見稲荷」・「豊川稲荷」に並ぶ日本三大稲荷の一つとされることがあります。

「最上稲荷」は、岡山県内で唯一、明治初年の廃仏毀釈の被害を逃れた所といわれ、日蓮宗系「神仏習合」の祭祀形態を現在も残しており、神仏習合形態が許された貴重な霊地です。その証拠にお寺でありながら、神社で見かける鳥居が配されています。家内安全、商売繁盛、開運などを祈願するために訪れる県内屈指の参拝スポット。全国的にも珍しい縁切り、縁結びの両方の神様が祭られていることで有名です。「両縁参り」(毎月7日に開催)を体験すると、新しい良縁に出会えるとか。

「最上稲荷」の歴史ですが1200年を誇ります。 天平勝宝4年(752年)に、報恩大師に孝謙天皇の病気平癒の勅命が下ったことで、大師は「最上稲荷」の裏手にある龍王山中腹の「八畳岩」で祈願。そこに白狐に乗った最上位経王大菩薩が現れ、病気は平癒したのでした。「八畳岩」は今でも残っているので、行って見るのも良いでしょう。

一般的な参拝ルートは、旧本殿(霊応殿)までですが、そこからさらに右手前方向に進むと妙見堂、秀吉が陣取り軍議を開いた場所「秀吉本陣」があります。

「最上稲荷」へのアクセスは、
以前は「中鉄バス」(稲荷山線)が走っていましたが、この路線は廃止されました。
JR「備中高松駅」から約3.2km 徒歩で約40分です。