佐渡ヶ島
「佐渡ヶ島」の提灯です。「佐渡ヶ島」は新潟県の本土から40kmほど離れた日本海に浮かぶ島で、日本では沖縄に次いで二番目に大きな島で、ざっくり言えば「東京23区」や「淡路島」の1.5倍の多きさを誇ります。その大きさもあって、「日本の縮図」ともいわれる佐渡は、数多くの文化遺産が残されていて、海、山、田園風景と、日本の魅力を再認識できる場所でもあります。
佐渡へのアクセスは、新潟港からフェリーやジェットフォイルで行くのが一般的ですが、寺泊や直江津の港から行く事もできます。ちなみに新潟からフェリーでは2時間30分、ジェットフォイルでは1時間で到着します。
佐渡の観光スポットとして代表的なものに、たらい舟体験、佐渡金山、トキの森公園などがあります。
「たらい舟」体験は、「矢島体験交流館」で受付しています。乗船は大人ひとり500円で10分ほどです。心地よい風を感じながら、ゆらりゆらりと進んでいきます。船頭さんが佐渡のたらい舟の歴史を話しながら、不安定な舟を自由自在に操ってくれます。
佐渡金山は、明治時代には日本最大の金銀山として大いに発展しました。金鉱脈は、東西に3,000m、南北に600m、深さは800mにまで広がり、まるでアリの巣のようでした。その総延長は何と約400km(佐渡~東京間)に達しています。
江戸金山絵巻(宗太夫坑)コースでは、人形を使って当時の採掘作業を忠実に再現。明治官営鉱山(道遊坑)コースには、明治期以降の近代化産業遺産群が残ります。さらに「東洋一の選鉱場」「日本初の西洋式竪坑」などの施設をガイド付きで巡るコースもあり、壮大なスケールに驚かされます。
佐渡と言えば「トキ」も有名ですね。トキの森公園には 「トキ資料展示館」と「トキふれあいプラザ」があります。
「トキ資料展示館」には、保護増殖、野生復帰などの資料を多数展示。「トキふれあいプラザ」は、ケージ内で飼育されているトキを間近に観ることができる人気スポット。日本産最後のトキ「キン」の顕彰碑が立つ園内散策もおすすめ。佐渡産枝豆で作る売店の「枝豆ソフト」も人気です。