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大多喜城

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    大多喜城

「大多喜城」の提灯です。「大多喜城」は、現在の千葉県夷隅郡大多喜町にあったお城です。

「大多喜城」は徳川四天王のひとり、本多忠勝によって築かれたお城ですが、明治4年(1871年)7月、廃藩置県とともに大多喜城は廃城となり、城内の建造物はすべて破却されました。その遺構として大多喜高校に二の丸御殿薬医門が移築され、さらに二の丸には周囲10m、深さ20mの日本一の大井戸が現存しています。

現在は「千葉県立中央博物館大多喜城分館」として、1835年(天保6年)の図面を基にして天守が再建されています。ただし、大多喜城に天守があったかどうかは定かではなく学会でも議論が続いています。よって現在の天守は、かつて天守があったとすれば「復興天守」、なかった場合は「模擬天守」ということになります。

この「千葉県立中央博物館大多喜城分館」が建設されたのをきっかけに「大多喜城」では毎秋にお祭りを開催するようになりました。お祭りでは本多忠勝侯一行に扮した武者行列や神輿の渡御が城下町に繰り出します。

いすみ鉄道「大多喜駅」下車、徒歩約15分。