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岡山城

  • 岡山城(正面)
    岡山城

岡山城と言えば、漆黒の城として有名で、別名を「烏城」とも言います。
これは、すぐお隣の兵庫県の真っ白な「白鷺城」こと姫路城と対比的な存在としても知られるところです。

そもそも「黒い城」と「白い城」の違いは何なのかと言えば、
「黒い城は、豊臣秀吉時代。白い城は、徳川家康時代」
と言われ「関ケ原の戦い」がその分岐点のようです。
実際、関ヶ原以前に築城された熊本城、松本城、広島城も黒い城ですが、
関ヶ原以降の高知城、彦根城、姫路城、名古屋城は、白い城です。

岡山城は、豊臣秀吉に厚遇された宇喜多秀家が築城し、
8年の歳月を費やして完成しました。
旭川の流れをわざわざ変えて天然の外堀にしているのも特徴のひとつです。
関ヶ原で敗軍の将となった秀家に代わって城主となった秀秋は、
外堀のさらに外側を拡張して新たに外堀を設け、
その外には寺町を配置しました。
しかしその秀秋は若くして亡くなり、
その後は幕藩体制の下で岡山城は岡山藩の城府となり、
江戸時代初期に岡山藩主・池田綱政によって
日本三名園のひとつ「後楽園」が作れました。

岡山城へは、
JR岡山駅から岡電バス「岡電高屋行き」
又は両備バス「東山経由西大寺行き」で
いずれも「県庁前」で下車。徒歩5分。
又は路面電車で「岡山駅前」から「東山行き」に乗車し、
「城下」下車。徒歩10分。

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