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大歩危&かずら橋 Part1

  • 大歩危&かずら橋(前)
    大歩危

 徳島県にある大歩危小歩危(おおぼけこぼけ)は、約8kmにもなる溪谷です。「大股で歩いても、小股で歩いても危険」といわれていたことからその地名がついたとも言われています。2億年の歳月をかけて作られた言われており、途中には大理石の彫刻があるなど、他では見ることができない独自の景色が魅力です。2014年には国指定の天然記念物、2015年に国指定名勝に登録されています。舟下りの「大歩危峡観光遊覧船」や「ラフティング」で美しい渓谷美を間近で堪能できます。

 そして平家の落人が隠れ住んだと伝えられている祖谷地方は、剣山系の1,000m級の山々に抱かれ、今なお秘境の雰囲気を色濃く残しています。中でも日本三大奇橋の1つ「かずら橋」はスリル満点です。
 「かずら橋」は、自生する植物「シラクチカズラ」を編んで作った吊り橋で、昔から人々の生活路として大切にされてきました。説によると、源氏の討ち手が祖谷に迫ったとき、すぐに橋を切り落とせるようにと、かずら橋を造ったとも言われています。いわゆる「祖谷のかずら橋」から更に30km程奥地へ行くと更に秘境感たっぷりの「奥祖谷二重かずら橋」があります。「奥祖谷二重かずら橋」は約800年前、平家の一族が剣山平家の馬場での訓練に通うためかけたといわれています。「男橋」と「女橋」という2本の橋があるため「夫婦橋」とも呼ばれています。また、その「女橋」の隣りには「野猿」とい木製の籠に乗って手でロープをたぐり寄せながら渓谷を渡る乗り物もあります。このロープを手繰り寄せながら渡る姿が猿に似ていることから「野猿」と呼ばれています。これがなかなか面白いですよ。

「大歩危峡観光遊覧船」及び「かずら橋」を一緒にまとめてアクセスするなら
JR「阿波池田駅」より「四国交通」の「ボンネットバス」で定期観光がおススメです。
ベテランガイドさんの楽しい話に耳を傾けながら、大歩危・祖谷のビュースポットを周ります。
阿波池田BT~JR阿波池田駅~各乗車場所~小便岩(小便小僧)~郷土料理の昼食~かずら橋
~平家屋敷~道の駅大歩危~大歩危峽船下り~JR阿波池田駅~阿波池田BT