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能生

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    能生

「能生」の提灯です。「のう」と読みます。「能生」は、新潟県の西頸城郡にあった町で、2005年3月19日に糸魚川市、青海町と合併して糸魚川市に含まれました。能生町の鉄道の駅は、「えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン」の「能生」駅で、駅から海岸沿いに出て、国道8号を東に800m程行けば「能生漁港」に出ます。

「能生漁港」の付近には日本海のベニズワイガニ直売所が有名な「道の駅マリンドリーム能生」や国の天然記念物に指定されている能生の「ヒメハルゼミ発生地」や、提灯にも描かれている「弁天岩」などの観光スポットも多くあります。
また、「能生漁港」の附近には「能生浜海水浴場」もあり、夏には多くの海水浴客で賑わいます。

「弁天岩」は約300万年前に海底火山から噴出したもので、「弁天岩」にある「厳島神社」(能生白山社の末社)には、海の神様「市杵島姫命(いちきひめのみこと)」が祀られています。

「弁天岩」へと架かる赤い色をした「曙橋」の入り口の石碑には、野口雨情の詠んだ詩である「能生の弁天岩 どんと波おいて いつも弁天様 どんと波見てる」が刻まれています。

さらに、提灯に描かれている夕日を背景にしたもうひとつの岩は、「とっとこ岩」と呼ばれる岩で、「とっとこ」とは糸魚川の言葉で「にわとり」を意味するのですが、岩の形が「ひよこ」あるいは「にわとり」のうつむいている姿に見えるとの事からそう呼ばれるようになったようです。
夕日を背にしたとっとこ岩は、地域の象徴的景色であり、地域住民に親しまれています。

弁天岩へのアクセスは、
えちごトキめき鉄道「能生駅」から約1.8km。徒歩約25分。
または「糸魚川バス」(仙納線)で約6分。「小泊」下車。徒歩7分。