能登半島&輪島朝市
輪島の朝市は岐阜県高山市、千葉県勝浦市と並び、日本三大朝市に数えられる日本有数の市場です。
「朝市通り」と呼ばれている約360mの商店街で毎朝行われていて、200以上の露店が立ち並びます。
取扱品目は、鮮魚が一番多く、珍しい魚もあります。
なかでも舳倉島の名物蒸しアワビやサザエが目を引きます。
その他、民芸品を扱う店も多く、輪島塗りや藁細工の小物、手作りのアクセサリーなど、女性向けが多いようです。
「輪島朝市」の歴史は古く、平安時代に神社の祭礼日に魚介類、野菜等を物々交換しあっていたのが輪島朝市の起源といわれています。
以来約千年も続く輪島の朝市は、食文化の継承と発展を遂げ、現代もなお食材流通の要としてにぎわっています。
輪島朝市の品物には値札のないものも多く、それらはいずれも交渉次第で値段が決まります。
だた買うだけでなく、朝市の売り手さんと会話を楽しみながら、値切りをすることも朝市の醍醐味です。
もうひとつ提灯に描かれている「御陣乗太鼓」とは、能登半島の輪島市名舟町に伝わるもので、上杉勢が名舟村へ押し寄せてきた際に村の古老の指図に従い、樹の皮をもって仮面を作り、海草を頭髪とし、太鼓を打ちならして上杉勢を退けたことが由来になっているようです。
「輪島朝市」へのアクセスは、
JR「金沢駅」から「北陸鉄道バス」(輪島特急線)で約2時間30分、「輪島マリンタウン」下車、徒歩5分。
その他、北陸鉄道バスの定期観光バス「わじま号」「おくのと号」「あさいち号」などが便利です。
JR「金沢駅」から「北陸鉄道バス」(輪島特急線)で約2時間30分、「輪島マリンタウン」下車、徒歩5分。
その他、北陸鉄道バスの定期観光バス「わじま号」「おくのと号」「あさいち号」などが便利です。