能登「和倉温泉 」
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能登「和倉温泉」の片面提灯です。
向かって右側には御陣乗太鼓
左側には能登島大橋と能登半島が描かれています。
御陣乗太鼓とは、輪島市名舟町に伝わるもので、
上杉勢が名舟村へ押し寄せてきた際に村の古老の指図に従い、
樹の皮をもって仮面を作り、海草を頭髪とし、太鼓を打ちならして
上杉勢を退けたことが由来になっているようです。
和倉温泉は石川県七尾市の温泉で、
高級温泉街として知られており、
七尾湾に面して旅館が立ち並んでいます。
泉質はナトリウム・カルシウム塩化物泉。
弱アルカリ性(泉源によっては中性)高張性高温泉で、
無色透明なのですが塩分が非常に強く、
神経痛や関節痛・腰痛などに効能が高いとされています。
また、能登観光の玄関口でもあり、
海のレジャーゾーンで知られる能登島にも近く、
能登島にかかる能登島大橋を提灯の左側には描いています。
巌門は、能登金剛を代表する存在で、
海に突き出た岩盤にある、
浸食によってぽっかりとあいた洞門です、
提灯そのものは程度も良く、
大きな破れや穴はありません。
元箱はありません。