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日南海岸

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「橘公園」は、ノーベル文学賞作家・川端康成の小説「たまゆら」の舞台です。
大淀川の左岸に沿って橘橋から下流に続くリバーサイドパークでフェニックス並木や、ブーゲンビリアやハイビスカスといった南国ムードあふれる公園です。
「たまゆら」は川端の書き下ろしで、取材の為に九州を訪れた際に、当初宮崎には2~3日の滞在予定でしたが、大淀川の夕映えが美しく、もう一晩もう一晩と、とうとう15日も宮崎で過ごすことになりました。
「たまゆら」の一節には、「二人は川べりに立って夕映えのなかにつつまれて夕映えをながめた。夕映えは大川の水面にもひろがって来ていた。静かな水の色が夕映えのなかへふくらんで あたたかく溶け合っているようだった。」とあります。
なお、「たまゆら」とは、「玉響」と書き、古代神話の勾玉(まがたま)が互いに触れ合う時のほのかでかすかな響きを表した言葉で、「しばしの時間」とか「ほのかな風情」を表す言葉として使わるそうです。

橘公園へのアクセスは、
JR「南宮崎駅」から徒歩1分、「宮交シティ」から「市内バス」で約10分、「たまゆらの湯」下車、徒歩5分。

「堀切峠」は日南海岸を代表する景勝地で、昭和40年代の新婚旅行ブームで、青島や日南海岸、堀切峠は一大観光地となりました。
その当時、「フェニックスドライブイン」として親しまれた施設が現在の「道の駅フェニックス」です。
「道の駅フェニックス」は日南海岸国定公園内「堀切峠」一帯に位置し、「堀切峠」のスポットから約1㎞南下した位置にあります。
標高約50mにある展望デッキからは太平洋が一望できる絶景ポイントがあり、「鬼の洗濯板」と呼ばれる奇岩を少し高い位置から見ることができます。
また階段を約5分降りると干潮時には「鬼の洗濯板」の上を歩くこともできます。

道の駅フェニックスへのアクセスは、
JR「宮崎駅」から「宮崎交通」(宮崎線)バスで約60分、「道の駅フェニックス」下車