1. TOP
  2. 奈良県
  3. 奈良

奈良

  • 奈良(正面)
    古都 奈良

日本を代表する観光地、古都・奈良。
日本に本格的な都である藤原京が飛鳥時代に現在の奈良県橿原市に誕生し、
710年には現在の奈良市の平城京へ遷都。
その後784年に現在の京都府の長岡京に遷都されるまでの間、
現在の奈良県に1番目と2番目の都があったのです。

そんな古都・奈良ですから観光地としての見どころも沢山あります。
その中から、提灯には、東大寺大仏、興福寺五重塔、奈良公園が描かれています。

一般に奈良の大仏と呼ばれる「東大寺大仏」は、正式には盧舎那仏と言い、
天平時代の不安定な世の中を仏の力で何とかしようとした聖武天皇が、
大きければ大きいほど効果があるとされた巨大な大仏を作りたいと願い、
745年から7年もの歳月をかけて、高さ15mもある巨大な大仏を作ったのです。

興福寺五重塔は、塔の高さは50.1メートルもあり、
日本の仏塔としては京都、東寺の五重塔に次ぐ規模を誇ります。
そもそも五重塔は仏教建築で、仏舎利塔という建物が起源であり、
お釈迦様の骨を収める塔です。
初層の東に薬師浄土変、南に釈迦浄土変、西に阿弥陀浄土変、北に弥勒浄土変を安置し、
各層に水晶の小塔と垢浄光陀羅尼経を安置していたと伝えられます。
現在は、初層の四方には、創建当初の伝統を受け継ぐ
薬師三尊像、釈迦三尊像、阿弥陀三尊像、弥勒三尊像を安置しています。

奈良公園は、総面積約502.38ヘクタール、東西約4km、南北2kmという都市公園で、
園内には、興福寺、東大寺、春日大社などが含まれ、国宝や世界遺産が点在してます。
また、園内の大部分が芝生に覆われており、園内には約1,200頭の鹿が生息していて、
奈良公園のマスコット的存在として観光客からの人気があります。

参考:興福寺・東大寺・奈良公園