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三朝温泉&山陰路 Part2

  • 三朝温泉
    三朝温泉

三朝温泉のお湯は、高濃度のラドンを含む世界屈指の放射能泉です。
ラドンとは、ラジウムが分解されて生じる弱い放射線のことで、体に浴びると新陳代謝が活発になり、免疫力や自然治癒力が高まると言われています。
この効果は、ある物質が高濃度あるいは大量に用いられた場合には有害であるのに、低濃度あるいは微量に用いられれば逆に有益な作用をもたらす現象で「ホルミシス効果」と言います。
さらに、この温泉を飲むことで抗酸化機能が高まり、老化や生活習慣病の予防に役立つとも言われています。
加えてミネラルを豊富に含んでいますので、飲泉には最適なのです。

三朝温泉へのアクセスは、
JR「倉吉駅」から「日の丸バス」で20分。「温泉入口」下車。

提灯に描かれている「三朝大橋」は、三朝温泉のシンボル的存在です。
橋のたもとには混浴露天風呂の河原風呂があります。
旅行のパンフレットなどでは三朝大橋を描いた河原風呂の写真が多く掲載されています。

もうひとつ描かれている「三徳山投入堂」は、標高900mの三徳山に境内を持つ三佛寺の奥院です。
投入堂は垂直に切り立った絶壁の窪みに建てられた他に類を見ない建築物で、国宝に指定されています。
詳しい建造時期ははっきりとしていませんが、修験道の開祖「役小角」が法力で建物ごと平地から投げ入れたという伝承が語り継がれています。

投入堂を間近で見るためには厳しい山道を辿っていかなければ行けませんが、麓の車道から投入堂を遠望できる「投入堂遙拝所」から投入堂を見ることができます。

三徳山投入堂へのアクセスは、
JR「倉吉駅」から「日の丸バス」で35分。「三徳山参道入口」下車。
さらに徒歩で50分。

ちなみに、提灯の背面に記されている「山陰路」は「山陰街道」の別称で、は、京から丹波を経て山陰地方を通り、周防国の小郡(現・山口市)で西国街道に合流するところまでを言いました。他にも「山陰道」、「丹波街道」、「丹州街道」、「丹波路」、「丹州路」などと呼ばれることもあります。
明治時代には京都府令により「山陰街道」の名称に統一されました。
現在の国道9号線がこれにほぼ沿った形になっています。