三方五湖
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三方五湖の片面提灯です。
向かって右側には万葉集に詠われている
「若狭なる 三方の海の 浜清み いゆきかへらひ 見れどあかぬかも」
が記されています。これを現代訳すると、
「若狭の三方湖の浜は清らかなので、行きも帰りも見るが、見飽きることはない」
という風に読めるようです。
一方、左側には若狭湾国定公園、若狭湾の地図か描かれ、
左上には、常神半島、桜で有名な神子、そしてレインボーライン。
中央には三方湖、水月湖、菅湖、久々子湖、日向湖の三方五湖と、
水月湖と久々子湖をつなぐ浦見川、
水月湖と日向湖を結んでいる嵯峨隧道も一緒に描かれています。
地図の左下から右中央にかけてはJR小浜線の鉄道線が描かれ、
左下には西田梅(福井梅)の産地である西田梅林の場所が描かれています。
提灯そのものは目立った破れや穴もなく
程度は良好です。
箱もあります。