道の駅かみこあに&秋田杉とコアニチドリの里
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「かみこあに」とは上小阿仁と書きます。
上小阿仁は天然の秋田杉の自生地として有名です。
ラン科の花であるコアニチドリは村の花です。
「道の駅かみこあに」は、秋田県北秋田郡上小阿仁村にある国道285号線の道の駅です。
上小阿仁村は秋田県の市町村では最も人口が少なく、高齢化、過疎化、空洞化が進んでいます。
そんな村にある道の駅が「道の駅かみこあに」です。 物産コーナーには、「食用ほおづき」や「こばせ(ナツメハゼの実)」などを使った特産品や土産品の他に、秋田杉の加工品なども数多く展示されています。 また、施設内の「秋田杉の館」では、食事をとる事もでき、中でも「馬肉定食」が人気メニューだそうです。
提灯には、秋田杉とコアニチドリが描かれています。 これは、上小阿仁村が天然秋田杉の自生地であるということと、コアニチドリが村の花に指定されているからです。天然の秋田杉は木曽ひのき、青森ヒバと並んで日本三大美林とされています。 強度が強く、大館市の伝統工芸品や曲げわっぱなどに江戸時代から使われています。
一方、コアニチドリは、漢字で「小阿仁千鳥」と書きます。これは秋田県小阿仁の小阿仁川に因みます。ラン科の植物で、多雪地の湿原や湿った岩場に生え、小さく可愛らしい花を6月~7月にかけて咲かせます。特に秋田市と隣接する太平山の山頂付近に自生しています。現在、コアニチドリは、環境庁の「絶滅危惧種Ⅱ類」に指定されている。ちなみに、上小阿仁村では、平成30年に、この「道の駅かみこあに」を中心に、自動運転サービスの実証実験を行いました。
「道の駅かみこあに」へのアクセスは、
秋田内陸縦貫鉄道「米内沢駅」‐[秋北バス(仏社経由ダム入口行)/35分]‐「上小阿仁村役場前」下車、徒歩1分。
JR奥羽本線「鷹巣駅」‐[秋北バス(沖田面・合川方面又は仏社経由ダム入口行)/65分]‐「上小阿仁村役場前」下車、徒歩1分。
(※秋北バスの運行本数は、とても少ないです。それでも鷹巣駅発着の方が少しだけ便数が多いです)
秋田内陸縦貫鉄道「米内沢駅」‐[秋北バス(仏社経由ダム入口行)/35分]‐「上小阿仁村役場前」下車、徒歩1分。
JR奥羽本線「鷹巣駅」‐[秋北バス(沖田面・合川方面又は仏社経由ダム入口行)/65分]‐「上小阿仁村役場前」下車、徒歩1分。
(※秋北バスの運行本数は、とても少ないです。それでも鷹巣駅発着の方が少しだけ便数が多いです)