北海道「松前」&「北前船」
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北海道「松前」&「北前船」の提灯です。
北前船は、江戸時代に日本海や北海道の港から
瀬戸内海を経由して江戸や大坂(大阪)へ、
米や魚などを船で運ぶ西廻り航路を
北前船と呼ぶようになりました。
これは、北まわり→北まえり→北前のように
訛ったという説や、日本海を北前という説など
いくつかの説があります。
一方、津軽海峡を通って江戸へ向かう航路を
東廻り航路と呼びましたが、東廻りは
黒潮の流れに逆らって航行しなくてはならず、
これが大変に困難であったことや、
西廻り航路のほうが荷物を安く運ぶことができるなどの理由から、
西廻りの方が人気があったと言います。
北前船の最大寄港地のひとつだったのが
北海道の松前でした。
松前町に所縁のある「北前船」文化が
『荒波を越えた男たちの夢が紡いだ異空間 ~北前船寄港地・船主集落~』
の一部として、平成29年4月28日に日本遺産に認定されました。
当時の名残を残す福山波止場へのアクセスは、
JR又は道南いさりび鉄道の木古内駅から函館バスの「松前出張所」行に乗車。
所要時間約1時間30分の唐津停留所で下車。
降りてすぐの「道の駅 北前船 松前」のすぐ近くです。
本数はそんなに多くないので、
余裕を持ったスケジュールが必要です。
また、近くには、
松前藩屋敷や松前城などの観光地もありますが、
「道の駅 北前船 松前」から歩いて行ける距離ではないので、
バスで松城で下車し徒歩で15分程度です。
このエリアを公共交通機関で観光するのは、
とても難しく、レンタカーがおススメになります。
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