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益子

  • 益子
    陶芸の里
    益子
    商売繁盛

「益子」の提灯です。「益子」は、栃木県芳賀郡にある町です。「益子」は、江戸時代末期からの陶器の産地で、昭和期の浜田庄司の活動によって著名になった益子焼で知られています。

「益子」へは、東京から鉄道を使って行くと東北新幹線で小山、小山から水戸線で下館、下館から真岡鉄道で約2時間で益子に行くことができます。また茨城交通による直通高速バス「関東やきものライナー」もあり、秋葉原から2時間30分で乗り換えなしで行くこともできます。こちらの高速バスで行くと、「益子陶芸美術館」のある「陶芸メッセ」に乗り換えなしで行く事ができます。

「益子」は、益子焼で有名なので、陶芸体験などできるところもあります。また毎年春と秋には「益子陶器市」が開催されます。

「益子陶器市」は1966年(昭和41年)から始まり、例年、春のゴールデンウイークと秋の11月3日前後に開催されています。販売店約50店舗の他約550のテントが立ち並び、伝統的な「益子焼」から、カップや皿などの日用品、 美術品まで販売されます。テントでは新進作家や窯元の職人さん達と直接会話を楽しむことができます。焼物だけでなく地元農産物や特産品の販売も行われ、春秋あわせて約60万人の人出があります。

提灯に描かれている「西明寺」は、益子町の郊外に位置する獨鈷山(とっこさん)の南斜面中腹にあります。正式名称は「獨鈷山普門院西明寺」。真言宗豊山派に属し、本尊は十一面観音菩薩。坂東巡礼第20番、下野第13番の札所でもあります。益子という氏は「土佐日記」で知られる紀貫之の後代、紀一族が益子に移り住み、西明寺の地「権現平」に紀貫之を祀ったことから始まりました。その紀貫之夫妻の像は現在、西明寺本堂の奥に安置されています。益子の西明寺は本堂厨子、三重塔、楼門の国指定重要文化財をはじめ、弘法大師堂、鐘楼堂、そしてユニークな「笑い閻魔」で親しまれている閻魔堂があります。

真岡鐵道「益子駅」からタクシーで約10分。
徒歩で約3.7km 約50分です。