政宗
伊達政宗(だてまさむね)は、1567年(永禄10年)8月3日~1636年(寛永13年)5月24日までを生きた戦国武将です。出羽国と陸奥国の戦国大名で、伊達氏の第17代当主。近世大名としては仙台藩の初代藩主でです。
幼名梵天丸。幼少時に患った疱瘡(天然痘)により右目を失明するも、それをものともせず他国を攻めて、領土を広げていきました。天下統一を目指して突き進む「伊達政宗」は、いつしか「独眼竜」と呼ばれるようになりました。
出羽米沢を根拠に勢力を拡大しましたが、豊臣秀吉に帰服し、文禄の役に出兵しました。関ヶ原の戦いでは徳川方につきました。その後、仙台藩六二万石を領しました。家臣の支倉常長をローマに派遣したり、和歌・茶道に通じて桃山文化を仙台に移したりしました。
奥羽で生まれ、仙台藩の初代藩主となった東北の戦国武将「伊達政宗」。東北には「伊達政宗」所縁の城がいくつも残っています。生誕地である「米沢城」、仙台藩主時代に居城とした「仙台城」、晩年を過ごした「若林城」などです。
中でも「仙台城」の本丸跡には伊達政宗の銅像が立っており、歴史好きの間では有名な撮影スポットになっています。