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鞠子の宿

  • 鞠子の宿
    東海道五十三次
    鞠子の宿
    梅若菜 名物とろろじる

鞠子宿(まりこしゅく、まりこじゅく)は、東海道中でもっとも小さい宿場で、関ヶ原の戦いの翌年の1601年に宿場町になりました。
東海道五十三次では20番目の宿場で、丸子とも書きます。
現在で言えば、静岡県静岡市駿河区丸子のあたりで、最寄りの駅はJR東海道線の「安倍川駅」になります。

となりの岡部宿との間の宇津ノ谷には昔の街並があり、付近には源氏・今川氏・徳川氏ゆかりの史跡が残っています。
安倍川の丸子橋近くには、高札場の跡があり、宿場町に現存する高札のレプリカが立っています。

名物はとろろ汁で、歌川広重が「東海道五十三次」に描いた丁子屋は有名で、この提灯にも描かれています。
広重の鞠子宿の浮世絵はクロード・モネの連作「積みわら」に構図やグラデーションの使い方など影響を与えたと言われ地ています。
また、松尾芭蕉も「梅若葉丸子の宿のとろろ汁」という句を詠んでいるほか、十返舎一九は「東海道中膝栗毛」の丸子のシーンでとろろ汁を作中に取り入れています。

鞠子の宿(丸子宿)へのアクセスは、
JR「静岡駅」から「しずてつジャストラインバス」(中部国道線)で約28分「新丸子」下車。