京都
この提灯では夕陽が沈むシーンを背景にした五重塔が描かれているので、
五重塔に関する内容を記述したいと思います。
京都には東寺五重塔、醍醐寺五重塔、法観寺八坂の塔、仁和寺五重塔、
海住山寺五重塔、成相寺五重塔と、京都府内で言えば6塔あり、
そのうち2塔は京都市内にあります。
東寺の五重塔は国宝に指定されていて、
その高さは54.8メートルで、これは国内の木造五重塔の中で最も高いものになります。
醍醐寺の五重塔も国宝に指定されており、京都府内の木造建築物としては最古のものです。
東寺や仁和寺の五重塔とは違って、上層へ行くほど
屋根の大きさが小さくなるという平安時代の様式を今も残しています。
法観寺の八坂の塔は、聖徳太子が建てたといわれており、
創建時代を見ると一番古い五重塔なのですが、
現在の五重塔は1440年に再建されたものだと言われています。
参考:どこいく