釧路湿原&釧路
「釧路湿原」は、釧路川とその支流を抱く日本最大の湿原で、その広さは東京の都心がすっぽり入ってしまうほどです。約700種の植物、39種の哺乳類、4種の両生類、5種の爬虫類、38種の魚類、200種の鳥類、そして確認されただけでも1,150種の昆虫が生息しています。特別天然記念物に指定されているタンチョウなどの水鳥をはじめ、多くの野生生物の貴重な生息地となっています。
「釧路湿原」には、細岡展望台、北斗展望地、釧路市湿原展望台、コッタロ湿原展望台、サルボ・サルルン展望台と、5つの展望台があり、それぞれ異なった湿原風景がパノラマで楽しめます。また、釧路市湿原展望台の遊歩道、温根内木道、シラルトロ湖の遊歩道、細岡展望台の遊歩道、達古武夢ヶ丘歩道、塘路湖畔歩道・フィトンチッドの森歩道と6つの遊歩道が整備されており、バードウォッチングや植物観察が心ゆくまで楽しめます。
釧路湿原国立公園では、カヌーやホーストレッキング、冬はワカサギ釣りなど、四季を通じてさまざまな体験を楽しむことができます。特に釧路川をカヌーで下る体験は、緩やかな川の流れの中、釧路湿原の大自然やタンチョウ、アオサギ、エゾシカなどの野生動物との出会いなど、ゆったりとした時間を過ごすことができるのが魅力です。
JR「釧路駅」から「阿寒バス」(鶴居線・幌呂線)で約1時間、「湿原展望台」下車。
1日3便程度。
1日3便程度。