駒ヶ岳 ~中央アルプス霊峰~
中央アルプス霊峰「駒ヶ岳」の提灯です。
至ってシンプルな片面提灯で、
冠雪の木曽山脈が描かれ、
山脈の稜線から上、提灯の中央部分を赤く染めているのは、
朝日か夕陽をイメージしているのではないかと思います。
少しシンプル過ぎて物足りなさを感じるので、
駒ヶ岳ロープウェイや、高山植物なんかを
一緒に描いていたらもっと華やいだ提灯に
なったのではないかと思います。
さて、本題の駒ヶ岳なのですが、
駒ヶ岳という名の山は全国各地にありますね。
その中でもこの提灯の駒ヶ岳は、木曽駒ケ岳で
木曽山脈(中央アルプス)の最高峰になります。
日本百名山、新日本百名山、花の百名山にも選定されている
日本を代表する山のひとつです。
木曾駒ヶ岳とも表記され、略して木曽駒と呼ばれる事もあります。
駒ヶ岳山頂へは、JR飯田線の駒ケ根駅から
バスとロープウェイを乗り継いでいく事ができます。
特に駒ヶ岳ロープウェイは、高低差日本一で、
7分30秒で一気に雲上の中央アルプス千畳敷カールの
「千畳敷」駅へ辿り着きます。
ちなみに千畳敷駅は、
立山ロープウェイの大観峰駅よりも、
立山トロリーバスの室堂駅よりも高い駅です。
駒ヶ岳は標高2,956m。
富士山をはじめ南アルプス連峰、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスを
一望でき、高山植物の宝庫としても有名です。
提灯そのものは大きな破れや穴はありません。
元箱はありません。