木曽十一宿
「木曽十一宿」(きそじゅういっしゅく)の提灯です。「木曽十一宿」は、江戸と京都を結ぶ街道の1つであった中山道のうち、急峻な木曽谷を通る街道部分(木曽路)にある11の宿場町の総称として使われています。「木曽十一宿」は、中山道において、当時の宿場町の面影を最も良く残しています。島崎藤村の有名な小説「夜明け前」にその様子が描かれており、ここを訪れる旅人の多くが、江戸時代へタイムスリップしたようだと感じます。
「木曽十一宿」は以下の11の宿場町です。贄川宿(塩尻市)、奈良井宿(塩尻市)、藪原宿(木祖村)、宮ノ越宿(木曽町)、福島宿(木曽町)、上松宿(上松町)、須原宿(大桑村)、野尻宿(大桑村)、三留野宿(南木曽町)、妻籠宿(南木曽町)、馬籠宿(岐阜県中津川市)。