城崎
城崎温泉駅発着の定期観光バスが便利
季節によってコースが違う楽しみがある
夏には路線バスで観光地を巡ることもできます
「城崎」と言えば温泉ですが、温泉については「城崎温泉Part1」及び「城崎温泉Part2」でご案内させてもらっているので、ここでは「城崎温泉」駅を基点に「定期観光バス」や観光に便利な「路線バス」についてご案内したいと思います。
城崎温泉駅から、バスガイドによるガイド付きの定期観光バスと観光に便利な路線バスがあります。通年運行している定期観光バスは1コースですが、その他に季節によって運行コースを変える定期観光バスもあり、加えて夏に限って言えば、観光に便利な路線バスも走ります。
通年コースの「プレミアム」コースは、城下町出石、竹田城跡などを1日で巡ることができるコースです。特に秋の11月には紅葉の名所養父神社に立ち寄り、冬の12月~2月の土日祝には柱状節理の美しい玄武洞公園にも立ち寄ります。通年コースのバスでも12月~翌年の3月にかけては土日祝日のみの運行なので、運転日注意です。
夏の5月上旬から7月上旬にかけて運行される「ジオパーク」号は、湯村温泉及びJR浜坂駅発着で、遊覧船で山陰海岸ジオパークを体感したり、余部橋梁を列車で渡ることも可能です。
夏の7月下旬から初秋の9月下旬まで土日祝のみ運行される「鉱石の道」号は、JR和田山駅発着で、日本遺産認定の生野銀山、神子畑選鉱場、明延探検坑道を1日で巡れます。鉱山町の面影の残る口銀谷地区のまち歩きも選べます。
秋の10月下旬から11月上旬の土日祝のみ運行されるのがJR和田山駅発着の「天滝もみじ」号で、落差98mの「日本の滝100選」にも選ばれている名瀑「天滝」や、かつて養蚕が盛んだった頃の養蚕住宅が多く残っている大杉養蚕住宅群を巡ります。
気候の良い初夏と秋の土日祝に運行される「うわの高原」号は、JR城崎温泉、豊岡駅発着で、但馬大仏のある長楽寺の見学や、木の殿堂から大カツラのある「自然とのふれあいの森」をゆっくり散策できます。
最後に、夏休み期間の土日祝に運行される路線バス「たじまわるマリン」コースは、城崎マリンワールドや海の文化館とジオパークなど、夏らしい観光地を巡ることができます。JR城崎温泉駅発着の路線バスタイプなので、1日4本走ります。
これらの定期観光バスや路線バスは、「たじまわる」から詳しく確認できます。