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城崎温泉 Part1


但馬の名湯「城崎温泉」の提灯です。
向かって右側には大谿川太鼓橋が描かれ、左側には「外湯めぐり」をテーマに
7つの湯の案内と、短歌が描かれています。

右に描かれた大谿川太鼓橋は、柳のカーテンがかかり、城崎温泉の外湯めぐりをイメージするシンボル的存在とも言えます。

一方、左側には城崎温泉の7つの外湯めぐりを与謝野寛の短歌にのせて箇条書きに描かれています。
「手拭いをさげて、外湯に行く朝の、旅のこころと、駒下駄の音」
その7つの外湯にはそれぞれ下記のような意味合いがあるようです。

地蔵湯は、家内安全・水子供養、衆生救いの湯。
さとの湯は、ふれあいの湯。
柳湯は、子授安産、子授けの湯。
一の湯は、合格祈願・交通安全、開運招福の湯。
御所湯は、火伏防災・良縁成就、 美人の湯。
まんだら湯は、商売繁盛・五穀豊穣、一生一願の湯。
鴻の湯は、夫婦円満・不老長寿、しあわせを招く湯。

ちなみに、正面の城崎温泉のタイトルの下には、松葉ガニで有名なだけあって、小さいながらもカニもちゃんと登場しております。

更に、提灯には描かれていませんが、城崎温泉に行った際には、是非「城崎ロープウェイ」で大師山山頂を目指したいものです。
ここのロープウェイは、山麓と山頂の間に温泉寺という中間駅があります。
中間駅があるロープウェイは全国でも珍しく、それだけでも面白いです。
また、山頂の展望台からは円山川と日本海の風景が眼下に広がり絶景です。