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伊勢志摩

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    美まし国
    伊勢志摩

「美まし国」は「うましくに」

「日本書紀」の記述で「可怜(うまし)国」

「美し」は「満ち足りたよい国。美しい国」

 「美まし国」とは「うましくに」と読みます。2009年から2014年まで三重県のキャンペーンで使われた言葉で、「日本書紀」にでてきた言葉です。
三重県の大部分を占める「伊勢国」は、「日本書紀」の倭姫命(やまとひめのみこ)の記述で「可怜(うまし)国」と称されています。

 倭姫命は、垂仁天皇により天照御大神の祭祀を託されて諸国を巡幸され、今から約2000年前に伊勢神宮を五十鈴川畔の現在地に定めたといわれています。
広辞苑によれば、「うまし(美し・甘し・旨し)」は「うまい」ことであり、「美し」は「満ち足りたよい国。美しい国」とあります。

 つまり「美し国」とは、海や山の自然に恵まれ、心が満たされる地域のことを言います。三重は、「真珠」「伊勢えび」「松阪牛」「あわび」「牡蠣」「ふぐ」「赤福餅」「伊勢茶」など海の幸や山の幸、多くの特産品をもつ「うまいもん」の宝庫というわけです。