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伊勢戦国時代村

  • 伊勢戦国時代村(正面)
    伊勢戦国時代村

伊勢戦国時代村の片面提灯です。
正面に大きな文字でど~んと観光地名を出してくる提灯が多い中、
短冊に小さな文字で「伊勢戦国時代村」と書いている
珍しいタイプの提灯です。

この手の提灯もたまに見かけますが、
日光江戸村、登別伊達時代村、加賀百万石時代村、
伊勢戦国時代村(後の「伊勢・安土桃山文化村」)を統括していた
株式会社時代村の提灯にはこの手のタイプが多いような気がします。
また偕楽園などにもこのタイプがあります。

提灯の左右には、
忍者の絵と”忍”という文字が描かれています。
この文字は、観光地の提灯には良く登場する
橘左近による寄席文字のようです。

伊勢戦国時代村という名称は現在ありません。
というのも、伊勢戦国時代村は、
伊勢安土桃山文化村→伊勢安土桃山城下街と名称を変え、
リニューアルを幾度となくされてきました。
その中で運営者も変わり、
一時は萩本欽一さんが村長をしていた事もあります。
ちなみに、株式会社時代村が経営しているテーマパークは
現在、「日光江戸村」のみになっています。

かつて時代村が経営していたころには、
ちょんまげをした白い招き猫の
”ニャンまげ”というイメージキャラクターがブレイクし、
TVのCMなどで良く見かけることがもありました。
「ニャンまげにとびつこう」というフレーズを
覚えている人も多いハズです。

提灯そのものは金具に錆びなどがありますが、
紙質がしっかりしているので、
大きな破れや穴はありません。
専用の化粧箱はありません。