飯坂温泉 Part2
飯坂温泉は、「福島の奥座敷」とも呼ばれ、ヤマトタケル伝説にも登場する歴史ある温泉で、宮城県の「鳴子温泉」、「秋保温泉」と共に「奥州三名湯」にも数えられています。
古くは「鯖湖の湯」と呼ばれ、伝説によると、日本武尊の東征にまで遡るといわれており、この地で湯治したといういわれが残っています。
西行法師もこの湯を訪れ、ここで「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子の見ゆる 山の彼方か」と読み、そこから「鯖湖の湯」という名が定着したそうです。
飯坂温泉を訪れた、俳人・歌人として、松尾芭蕉の他、正岡子規、与謝野晶子も訪れており、飯坂を詠んだ句碑等が建てられています。
また、ヘレン・ケラーや、昭和天皇をはじめ、皇族の皆様も訪れているそうです。
泉質は単純温泉で無色透明微弱苦味無臭。
効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、運動麻痺、うちみ、くじき、慢性消化器病冷え症、病後回復期、疲労回復など。
飯坂温泉へは
福島交通飯坂線 飯坂温泉駅下車。
福島交通飯坂線 飯坂温泉駅下車。