萩
「萩」市は毛利家の城下町として栄え、明治維新の発祥の地として知られています。「百万一心」や「三矢の訓」で有名な毛利家ゆかりの名所を訪ねたり、明治維新に活躍された方の旧宅めぐりなどを楽しむことができます。
提灯に描かれている「松陰神社」の境内を進み、「吉田松陰歴史館」を過ぎると「松下村塾」があります。吉田松陰は、1857年(安政4年)年に出獄して、杉家に幽閉中、叔父玉木文之進の松下村塾を引き継ぎ、安政の大獄により29歳で刑死するまでの2年半、若き門下へ新しき日本を拓く実践の道を熱く説きました。門下生には高杉晋作、久坂玄瑞、前原一誠、山県有朋などがいます。この松下村塾は、杉家の物置小屋を改築した質素な建物で、藩が作った学校である明倫館へ入学できないような下級武士の子弟が多く学んだことでも有名です。
「松下村塾」へのアクセスは
JR「東萩駅」から徒歩10分。
またはJR「東萩駅」から「まぁーるバス」(東回りコース松陰先生)で「松陰神社前」下車。
JR「東萩駅」から徒歩10分。
またはJR「東萩駅」から「まぁーるバス」(東回りコース松陰先生)で「松陰神社前」下車。
もうひとつ提灯に描かれた「萩城跡」の「萩城」は、慶長9年(1604)に毛利輝元が指月山麓に築城したことから、別名「指月城」とも呼ばれ、山麓の平城と山頂の山城とを合わせた平山城で、本丸、二の丸、三の丸、詰丸からなっていました。本丸には高さ14.5mの五層の天守閣がありましたが、明治7年(1874)に天守閣、矢倉などの建物は全て解体され、現在は石垣と堀の一部が昔の姿をとどめ、ここ一帯は国の史跡に指定されています。春にはおよそ600本のソメイヨシノが咲き誇る桜の名所となっています。また、園内には花びらが純白色の珍しい桜・ミドリヨシノが1本あります。日本では萩でしか見ることのできない貴重な桜で、山口県の天然記念物に指定されています。
夜は天守閣跡の石垣などがライトアップされ、水鏡に映る美しい姿をご覧いただけます。(点灯時間/日没~22:00(通年))
「松下村塾」へのアクセスは
JR「東萩駅」から徒歩20分。
またはJR「東萩駅」から「まぁーるバス」(西回りコース晋作くん)で「萩城跡」下車。
JR「東萩駅」から徒歩20分。
またはJR「東萩駅」から「まぁーるバス」(西回りコース晋作くん)で「萩城跡」下車。